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『のせ川くらし体験 道普請 in 野迫川』を実施しました

台風が外れ、お天気に恵まれた9月7日(土)、8日(日)の二日間、移住・定住促進事業の一環として道普請ツアーを実施しました 県内外から15名の参加者をお迎えし、1日目は世界遺産熊野参詣道小辺路の道普請を行ない、2日目は村内各地の事業所や生産地をめぐりました

道普請は、二つのグループに分かれ、平辻〜大股と大股〜伯母子岳方面の二つの区間を整備しました 平辻〜大股では、少しの倒木や石、枝等を取り除き、ハイカーの皆さんが歩きやすい環境を作りました 大股〜伯母子岳方面は、とてもきつい上り坂を登りながらの大変厳しい作業となったようですが、協力しながら萱小屋までの整備ができたようです 夜は、移住・定住促進施設『ぶなの森』の駐車場に於いてバーベキューをしました 近所に住む中迫さん親子の篠笛と和太鼓の演奏や参加者の歌やギター演奏等もあってとても盛り上がりました 参加者からは、野迫川村を活性化させるためのご意見や道普請、結の森倶楽部に対するご意見等も伺う事が出来、とても有意義なものとなりました

二日目は、大股のアマゴ養殖場の見学からスタートしました 西日本最大級の養殖場で、生産組合長の中谷さんのお話を聞いたり、たくさんのアマゴが育っている様子を見ていただいたりする事が出来ました 次に訪れたのは、原木椎茸栽培場 ここを運営している粟津さんからお話を聞いた後は、原木椎茸かりを楽しみました 次は、バスでは行けない山道をスタッフの車に分乗して訪れたわさび田 谷水が流れる棚田式のわさび田は、近畿地方ではとても稀少な存在 あいにく、わさびのできる時期ではありませんでしたが… そして、午前中最後の訪問地は、2011年の紀伊半島大水害で大きな被害にあった北股地区 大きく崩落した山肌とそこに建設された巨大な砂防ダムを眺めながら、当時の話や災害後の復旧の様子などを振り返りました 昼食後、野迫川でいちばんの観光地でもある荒神社へ みんなで、長い階段を登って本殿にお参りし、全ての日程を終了しました

二日間、参加者の皆さんのご協力のおかげで、事故も無く楽しく過ごす事が出来ました 参加者の皆さん、どうもありがとうございました


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